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電子マネーの通貨価値

■電子マネーの通貨価値

日本で流通している通貨には、「紙幣」と「硬貨」があって、日本国の法定通貨です。つまり、日本の国がその価値を保証しているのです。
また他国の通貨も、貨幣価値のあるものなので、そのときのレートによって変換することで、どこの国でも使うことができます。

これに対して、電子マネーはデジタルデータ化した貨幣と言いましたが、貨幣価値の「保証」はありません。
つまり、私製貨幣だということです。

どういうことかというと、
銀行に預けてある貨幣を「電子マネー」としてやりとりする場合には、ほぼ本物の通貨を出し入れするのと同じように使えます。
しかし、もしも銀行が倒産したときには、預入ていた金額が保証されるわけではありませんよね。いくら預けておくのか、どうして銀行に預けるのか、銀行は安全なのか、信用していいのか…それらを検討するのは、消費者本人なのです。
(もちろん日本の金融機関は、厳しい審査が優秀なので、決まった金額までは補償されていますよ!)

例えば、前払い式(プリペイド)で、1万円使えるはずのカードを購入したとしますよね。しかし電子マネーの技術は日々進化していて、その中には残念ながら衰退していくものもたくさんあります。
発行する企業が倒産した、システムがなくなったなどといった理由で、そのカードが使えなくなったら、貨幣価値はなくなってしまうものだと考えておかなければいけません。
これが電子マネーのリスクです。

これほど携帯電話が普及する前、誰しもがテレホンカードを持っていましたよね。私もいまだに、残高の残っているテレホンカードをたくさん持っています。
でも、携帯電話を持っているし、街角から公衆電話がなくなってしまいましたよね。換金するにも手数料がかかるし、何とも無駄なカードとなっています。プリペイド式の携帯電話も、満額使わないまま壊れてしまったことがあります…。
価値がなくなってしまう危険性、というのも予測しておかなければならなかったのです。