PiTaPa(ピタパ)
■PiTaPa(ピタパ)
http://www.pitapa.com/
<概略>
PiTaPa(ピタパ)は、関西圏の鉄道・バスで利用できる電子マネーです。関東でいえばPASMO(パスモ)です。
交通系では、乗車賃の回収不能を警戒して、プリペイド型が主流だったのですが、他の交通系のカードとは異なり、ポストペイ(後払い)方式を採用しています。これは世界初らしいです。乗車券としてだけではなく、電子マネーとしての機能も重視しているようです。主な加盟業者は関西圏なのですが、東海地方や岡山県にも乗車券として利用できる鉄道などがあります。それらの事業者が集まって「スルッとKANSAI協議会」という共同体を作って運営しています。
他の鉄道系電子マネーでは、JR西日本のICOCAとは、相互利用があります。しかし、残念ながらSuicaとの相互利用の話はあるものの、PASMO(首都圏私鉄)とSuica(JR東日本)との契約の関係上、ICOCA(関西私鉄)との提携はまだ先になりそうです。JR、私鉄、エリアに関係なく、全国の乗り物が一枚でできるようになれば、移動も楽になるんですけどね…。首都圏⇔関西の行き来が多い我が家では、そう願っています。
<発行>
関西(近畿地方)の公共交通機関のストアードフェアシステム(PiTaPa)のシステムのことを、「スルッとKANSAI」(するっとかんさい)といい、このシステムの運営をしているところが、株式会社スルッとKANSAIです。
http://www.pitapa.com/merit/index3.html
<種類>
◆カードタイプ
・PiTaPaベーシックカード 本会員カード
使った金額が、あらかじめ指定しておいた金融機関の口座から引き落とされます。ただし、このカードをJR西日本で利用するときには、ポストペイサービスが使えないので、カード内へのチャージしておかなければなりません。
「一般家族カード」「ジュニアカード(中高生用)」「キッズカード(小学生用)」があり、家族の分をまとめてひとつの口座から引き落とすことができます。
・PiTaPaベーシックカード 一般家族カード
PiTaPaベーシックカードの本会員の金融機関口座から引き落としされるものです。本会員と生計を共にする族のうち、18歳以上の子供、配偶者に対して発行されます。
・PiTaPaベーシックカード ジュニアカード
PiTaPaベーシックカードの本会員の金融機関口座から引き落としされるものです。本会員と生計を共にする族のうち、中学生・高校生の子供に対して発行されます。
・PiTaPaベーシックカード キッズカード
PiTaPaベーシックカードの本会員の金融機関口座から引き落としされるものです。本会員と生計を共にする族のうち、小学生の子供に対して発行されます。
・保証金委託制PiTaPaカード
PiTaPa交通サービスにつかえるカードです。ショッピング、定期、タクシーには使えません。事前に、決められた額の保証金を預けておき(デポジット)、預けた金額によって、利用の範囲が決められるシステムです。たとえば、4万円を保証金として預けておくと、1ヵ月間の交通費の利用枠は、1万円です。 実際の交通費は、PiTaPaベーシックカードと同じく、口座から引き落とされ、退会時に保証金が返金されます。
<購入方法>
入会申込書に必要事項を記入し、郵送で申し込みます。家族カード会員以外、かならず金融機関の口座番号が必要になります。入会申込書は、PiTaPa導入交通機関の駅に置いてあります。
PiTaPaコールセンター 0570-014-111(9:00〜17:00/年中無休)から取り寄せることもできます。
<利用方法>
非接触型ICカードシステムを採用しており、改札機に軽く触れさせることで、通過できます。他のカードと同様、一応、非接触型なので、かざすだけで読み取れるはずなのですが、より確実にするために、1秒程度の接触が勧められています。パスケースに入れたままでも大丈夫。「ピタッ」とタッチするだけで「パッ」と改札機等を通過…というところから、ピタパという名称がつけられたそうです。
ポストペイなので、残高不足になることはありません。乗り越し清算することもなくなります。
ショッピングでも、同様です。PiTaPa端末の読み取り部にタッチすると、決済音がなり終了です。サインは必要なく、控え(レシート)を受け取っておきます。
<利用可能エリア>
PiTaPa(ピタパ)はポストペイ(料金後払い)型の電子マネーですが、JR西日本を利用するときには、先払いになります。ポストペイのカードなのですが、チャージをしておくこともでき、JRのみ、チャージ金から差し引かれていきます。
その他の私鉄では、ポストペイになります。
<メリット>
・改札機の通過
カードを機械に通さなくていいので、改札の通過時間が従来よりも早くで済みます。しかし、非接触型ICカードシステムなのに、必ず接触させることとす言われています。それでも、パスケースなどに入れたままでもよくて、通過させるよりは、破損の危険性が低くなりますね。
・自動清算
あらかじめ入金しておけば、乗った駅と降りた駅の情報で、自動清算されるので、乗車券購入の煩わしさがなくなります。ポストペイなので、残高不足、乗り越し清算をすることがなくなります。チャージの手間がなくなります。
・買い物にも使える
鉄道の利用だけではなく、電子マネーとして買い物の清算にも使うことができます。買い物の時にも、レジの横においてある読み取り機に接触させて決済されます。
・再発行
個人情報を登録しておけば、万が一紛失したときに、カードの再発行が可能です。すぐにみどりの窓口に申し出ると、カードの利用を停止し、残高が補償されます。ただし、再発行手数料500円と、新しいカードの預り金(デポジット)500円が必要です。紛失したカードのデポジット分も戻って来ないので、−1000円かかるということですね。
・ポイント制
加盟店でショッピングをすると、利用金額に応じてポイントがたまります。これを、電子マネーとして使うことができます。電車賃の支払いにも利用可能なのです。
・インターネットサポート
事前に登録しておくことで、携帯電話に好みの情報がメール配信されます。
また、子供の通学・通塾に利用したとき、改札機の通過情報を保護者にメール配信するサービスもあります。
・入会金、年会費
入会金や年会費、デポジット(預り金)が一切不要です。ただし、1年間利用がないと、維持管理費を取られてしまいます。
<デメリット>
・相互利用
今の段階では、相互利用がJR西日本のICOCAのみです。
PASMO(首都圏私鉄)とSuica(JR東日本)のエリア内では使うことができません。